●はじまりは?
美しい郷土づくりをめざして、村内の各団体が協力し合い、花いっぱい運動を推進するために1989年に設立されました。以前は学校や自治会などが個別に花壇づくりを行っていましたが、苗を購入して植栽していたため経費がかさむなどの難点がありました。しかし、会ができたことでこれらが解決されて、村全体の取り組みに発展しました。
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大原小学校の花壇への植栽 |
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●おもな活動
公共花壇への花苗の供給、ハウスでの栽培研究をはじめ、近隣市町村の花壇視察などを行っています。花壇づくりは各自治会・団体がボランティアで植栽から担当し、子どもからお年寄りまでが一緒に取り組むことで世代交流の場にもなり、住民の連帯感が生まれました。
また、1994年からはユニークな「花壇コンクール」を実施。これは草取りや水やりなどの管理、花壇の配色などを総合的に評価するもので、各団体がより真剣に関わるようになりました。また、学校では総合学習にも花づくりが取り入れられ、子どもたちも参加しています。
こうして多くの住民が花のある景観を楽しむようになり、個人宅の花壇づくりにも運動が拡大。村全体に統一感ある景観が生まれつつあります。 |
コンクールの審査風景 |
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