景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
深山峠観光開発振興会
●はじまりは?

 1978年、地域の基幹産業である農業を観光資源としてとらえ、地域の活性化をめざして振興会が設立されました。深山峠は「花人街道」と呼ばれる国道237号にある代表的な景勝地のひとつで、富良野・美瑛観光の拠点として成長してきました。会ではさらに、ラベンダーの町・上富良野のイメージが「花の町・上富良野」へと広がるように花の植栽などの「花いっぱい運動」を展開しています。


子どもたちも参加したスズランの植栽
●おもな活動

 「花人街道」の名にふさわしく一年中花が咲く美しい景観を作ろうと、1999年から「ルピナスの里」づくりがスタート。地元の農家が苗24,000株を栽培して会員に安価で提供し、翌年からは種の配布を行い、国道沿いの休遊地を利用した花畑づくりなどが始まりました。花の手入れに参加する住民や子どもも年々増え、交流の輪が広がっています。
 また、体験農場や産直、オーナー制の畑販売など、さまざまな観光型農業に取り組む農家の人たちが出てきました。農家や商業者が互いに理解し合って連携し、「秋の収穫祭」や、特産の豚肉を使った「とんとん祭り」などのイベントも開かれています。


花壇の手入れ作業中、観光客との交流風景
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:数山 勇さん/会員:44名・企業

住所:上富良野町深山峠 (株)みやま観光物産 菅野順二さん

電話:0167-45-6667


●リンク

上富良野町
http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/


「深山峠」
 深山峠から見る丘と田園、十勝岳連峰の織りなす景色は、まさに絶景といわれています。3年前からの取り組みで、頂上付近の国道にルピナスが植えられ、より華やかな景観が誕生しました。のぼり藤とも呼ばれるルピナスは、背が高く、色合いも多様なことから見応えも十分。花の手入れを通して住民同士や観光客が交流する機会も増え、明るい雰囲気に包まれています。

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