景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
下川町観光協会
●はじまりは?

 北海道有数の寒さを記録する下川町。1982年、有志7名が結成したまちおこしグループ「コロンブスの卵」が、故伊藤隆一教授(北海道教育大学)の著書からヒントを得て誕生させたのがアイスキャンドルです。会のメンバーが1986年の冬祭りで数十個のキャンドルを作ったのをきっかけに、辛く厳しい冬を逆手にとった楽しみとして広がりました。今では町をあげてのイベントに成長し、幻想的な景観が全国に知られるようになりました。


アイスキャンドル・パークでの点灯風景
●おもな活動

 1986年に始まったアイスキャンドルの点灯は、翌年のNHK「ゆく年くる年」で全国放映されました。この時多くの町民が参加して寺の境内に約500個のアイスキャンドルを点灯。以来、町民が家庭でもキャンドルを作り、翌年には「しもかわアイスキャンドルフェスティバル」を開催。職場・地域単位で広がりをみせ、1997年からはしもかわ万里長城で「アイスキャンドル・ミュージアム」を展開しています。2001年にはまち全体で約6,000個のキャンドルが灯りました。


工夫をこらしたキャンドルが町中に並ぶ
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:夏野俊一さん/会員:107(団体21・事業所52・個人34)

住所:下川町共栄町6

電話:01655-4-2718

FAX:01655-4-2790

E-mail:kankou@shimokawa.ne.jp


●リンク

下川町
http://www.town.shimokawa.hokkaido.jp


「アイスキャンドル・フェスティバル」
 例年2月に開催される「アイスキャンドル・フェスティバル」では総合グランドに約3,000個のキャンドルが灯り、さまざまなイベントが行われます。まちの名物・しもかわ万里長城はアイスキャンドル・パークとなり、9日間にわたって炎が点灯。家庭や職場の前にもキャンドルが並び、町全体がアイスキャンドル・ミュージアムに変身します。体が不自由なお年寄りの家に隣人がキャンドルを灯すなど、人々の間にも優しい心の火が灯っています。

もどる 次へ 景観部門へ 地域特産部門へ 人の交流部門へ 「わが村は美しく−北海道」運動2002トップへ