●はじまりは?
北海道有数の寒さを記録する下川町。1982年、有志7名が結成したまちおこしグループ「コロンブスの卵」が、故伊藤隆一教授(北海道教育大学)の著書からヒントを得て誕生させたのがアイスキャンドルです。会のメンバーが1986年の冬祭りで数十個のキャンドルを作ったのをきっかけに、辛く厳しい冬を逆手にとった楽しみとして広がりました。今では町をあげてのイベントに成長し、幻想的な景観が全国に知られるようになりました。 |
アイスキャンドル・パークでの点灯風景 |
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●おもな活動
1986年に始まったアイスキャンドルの点灯は、翌年のNHK「ゆく年くる年」で全国放映されました。この時多くの町民が参加して寺の境内に約500個のアイスキャンドルを点灯。以来、町民が家庭でもキャンドルを作り、翌年には「しもかわアイスキャンドルフェスティバル」を開催。職場・地域単位で広がりをみせ、1997年からはしもかわ万里長城で「アイスキャンドル・ミュージアム」を展開しています。2001年にはまち全体で約6,000個のキャンドルが灯りました。 |
工夫をこらしたキャンドルが町中に並ぶ |
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