景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
こぼら会
●はじまりは?

 「こぼら会」は美瑛町をこよなく愛する人たちが集まり、1994年に結成しました。大法螺ではなく実現可能な「小さな法螺」を吹きながら、アイディアと知恵を出し合って実現していこうという異業種の集団です。会では美瑛町の美しい丘の風景を守りながら、農業と観光が共存共栄する方向を考え、さまざまな活動を行っています。


ジャガイモの花と赤麦(タクネ小麦)
●おもな活動

 まちの見どころ紹介と、道のアップダウンの方向などを記載した観光のマップを作るほか、旭川空港から富良野行きの観光バスに美瑛停車を要求しそれを実現させるなど、観光客の呼び込みに一役買っています。
 分科会では美瑛の代名詞ともいえる「赤麦」を復活させようと1997年から活動を開始。15年以上前に美瑛から消えた種を捜すことから始め、栽培、収穫を成功させました。1999年には「赤麦フェスティバル」を開催し1万人を集めました。


赤麦を狙うカメラマンたち
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:石村繁和さん/会員:24名

住所:美瑛町栄町3

電話:0166-92-1447

FAX:-

E-mail:-


●リンク

美瑛町
http://www.town.biei.hokkaido.jp/


「赤麦」
 丘の町・美瑛が全国的に知られるようになったのは、写真家・故前田真三さんの風景写真から。その代表作として知られるのが真っ赤な麦畑を撮影した「麦秋鮮烈」です。写真に感動した観光客らの「実際に見たい」という声に応えて赤麦を復活させる取り組みが始まりました。他の小麦と比べて収量が少ないことから、15年以上前に美瑛から消えた赤麦が、美瑛を愛する人の手で蘇ったのです。幻の写真の風景がいま目の前に広がっています。

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