●はじまりは?
酪農家を中心とした40世帯ほどの小さな集落、豊寒別地区では、高齢化や後継者難から離農が進んでいました。1995年に、住民の交流拠点だった豊寒別小学校が廃校の危機を迎えたことをきっかけに、その存続を願って、山村留学生受け入れグループ「北海道北オホーツクの大自然で学ぶ会」が発足しました。発足時から現在まで、全住民が参加して募集活動を行うなど地道な取り組みを続けています。 |
留学家族に子牛を1頭プレゼント |
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●おもな活動
山村留学制度を実施し、全国各地の小学生やその家族を受け入れています。永住希望をする定住留学のほか、子どもを引き受ける里親留学や、住宅を提供しての親子留学もあり、それぞれ希望する留学に対応しています。また、留学してきた家族に対して希望によって子牛を1頭プレゼントする「子牛オーナー制度」や、定住留学家族に宅地200坪を無償で提供する制度などもあります。ときには積極的に里親を引き受けたり、留学生の親の就職先を確保したり、きめ細やかな温かな交流が生まれています。 |
留学を記念して留学の森に植樹を実施 |
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