●はじまりは?
同協会は「ファームイン研究会」「ネイチャーセンター」など町民有志らで設立し、2001年にNPO法人格を取得しました。「ツーリズム大学」を通じて、都市と農村との交流を図るツーリズムの実践と、地域づくりの担い手や地域資源を活かした起業家(農家レストラン、ファームイン、教育ファームなど)を育成しています。さらに田舎暮らしを考えている都市住民との交流にも積極的に取り組んでいます。 |
地域の食材を使った「食」について研修(味噌作り) |
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●おもな活動
「北海道ツーリズム大学」を開学、年6回の講座を行なっています。同協会は、地域の会員(現在は個人57名、企業・団体17団体、サポーター会員20名)で構成され、開校時には特にサポーター会員がボランティアとして協力しています。また、講師には地元の農業者、豆腐店などの商業者、生涯学習指導者などにも協力してもらう体制を作っています。
講座には、毎回25〜35名が全道各地から受講し、いろいろな異業種交流の場となっています。この活動を通じて、農村で新たに起業しようとする人も現れ始めました。2002年2月には、東京池袋や札幌でシンポジウムを開催するなど、ほかの都市での活動にも取り組んでいます。 |
地域資源の発掘として行う生態系調査 |
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