●はじまりは?
「農業の生産現場と消費者をつなぐ上で、お互いの立場を理解し合うことが大切」と考え、ファームイン摩周、かわゆFMふぁーむin、渡辺体験牧場のみなさんが設立した会です。牧場を開放し、牛乳をしぼる様子や牛を飼育する様子を実際に見て、体験してもらうことにより、食物の大切さや命の大切さを伝えています。
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初めて牛の搾乳をする子どもたち |
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●おもな活動
「摩周酪農体験ゼミナール」を年に10回ほど実施しています。このときは、町や農協、獣医師などが講師を務め、宿泊先には町内のホテルと連携を図るなど町ぐるみで活動に取り組み、他の都市から多くの人を呼び込んでいます。
渡辺体験牧場の体験学習は、修学旅行生や視察研修を受け入れ、年間45,000人が来場するまでに発展しました。搾乳体験、バターやアイスクリーム作り、トラクターでの草原周遊、給飼体験、子牛とのふれあい体験、草原での凧上げなどが行われるほか、地元の酪農家で協力しあい、農業実習生の受け入れも行っています。 |
しぼったばかりの牛乳でバター作り |
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