●はじまりは?
1986年秋、旧国鉄・富内線の廃線がきっかけとなり、富内地区の将来に危機感を抱いた若者たちが中心となって発足。生活環境の維持と地域連帯感を生み出すために、さまざまな活動を展開してきました。特に、まちの資源でもある旧富内駅舎の保存活用を核として、宮沢賢治の世界観である「イーハトーブ」の実現をめざし、「住みたくなる村づくり」に取り組んでいます。
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「ふるさと水と土ふれあい事業」の親水公園づくり |
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●おもな活動
1986年から、旧駅舎と構内、鉄道用品の保存管理を開始。1990年には宮沢賢治設計の花壇「涙ぐむ眼」の造成と管理を始めました。同年、地域づくりの計画書をまとめて町へ提言し、「銀河鉄道の里づくり事業」として政策化されました。それ以降、イベント「ほべつ銀河鉄道の夕べ」を毎年9月に開催するほか、「農業シンポジウム」や「まちづくりフォーラム」の開催も続けています。
富内地区の住民約200人のほとんどが同会の会員で、各種活動やイベントには小さな子どもからお年寄りまで、住民総出で取り組む姿勢が定着しています。 |
宮沢賢治設計の花壇「涙ぐむ眼」 |
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