景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
銅賞 ほべつ銀河鉄道の里づくり委員会
●はじまりは?

 1986年秋、旧国鉄・富内線の廃線がきっかけとなり、富内地区の将来に危機感を抱いた若者たちが中心となって発足。生活環境の維持と地域連帯感を生み出すために、さまざまな活動を展開してきました。特に、まちの資源でもある旧富内駅舎の保存活用を核として、宮沢賢治の世界観である「イーハトーブ」の実現をめざし、「住みたくなる村づくり」に取り組んでいます。


「ふるさと水と土ふれあい事業」の親水公園づくり
●おもな活動

 1986年から、旧駅舎と構内、鉄道用品の保存管理を開始。1990年には宮沢賢治設計の花壇「涙ぐむ眼」の造成と管理を始めました。同年、地域づくりの計画書をまとめて町へ提言し、「銀河鉄道の里づくり事業」として政策化されました。それ以降、イベント「ほべつ銀河鉄道の夕べ」を毎年9月に開催するほか、「農業シンポジウム」や「まちづくりフォーラム」の開催も続けています。
 富内地区の住民約200人のほとんどが同会の会員で、各種活動やイベントには小さな子どもからお年寄りまで、住民総出で取り組む姿勢が定着しています。


宮沢賢治設計の花壇「涙ぐむ眼」
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:加藤 勉さん/会員:200名

住所:穂別町字富内 高橋さん

電話:01454-6-6212

FAX:01454-6-6212

E-mail:hobetuya@coral.ocn.ne.jp


●リンク

むかわ町
http://www.town.mukawa.lg.jp/


「ほべつ銀河鉄道の夕べ」
 2001年度は「よみがえれ、汽笛」をテーマに、かつて活躍していた機関車を一度だけ走らせるために、大規模な全国キャンペーンを展開。その結果、見事クラウス型SLを走らせることができました。会場全体をミュージカルで構成したこのイベントには、全国から約2,000人のファンが集い、すばらしい交流が生まれました。

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