●はじまりは?
2001年6月、本州では絶滅の危機に瀕しているカワシンジュガイが付近で発見されたことを機に、この幻の貝を地域のほこりにしようと考え、「夢泉塾」が結成されました。地域の子どもたちと貝の生息状況を観察し、生息保護に努めることで自然環境の大切さを伝え、子どもたちに夢を与えることを目的に活動続けています。
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布礼別川でのカワシンジュガイ生息調査 |
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●おもな活動
深山峠に「小さな貝の博物館」を作り、町民にもまだ認知度の低いカワシンジュガイを理解してもらうよう活動を続けています。ここでは、カワシンジュガイの情報発信基地として、全国の学芸員などへ生息状況を報告するほか、今後は観測活動なども行う予定です。
また、地域の小学校近くにイケスを作り、生息・観察を行なうことも検討中です。会としての活動は始まったばかりですが、地元、富良野高校科学部の生徒たちがカワシンジュガイの調査に参加したり、子どもたちの関心も高くなっています。 |
地元の子どもたちにカワシンジュガイの説明をする
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