●はじまりは?
1996年、下川町森林組合・商工会・下川町の有志が実行委員会をつくり、森林・林業体験ツアーを企画して大成功を収めたのが、この活動のきっかけでした。当会は、ツアー参加者の1人が代表となり、メンバーのほとんどが移住者で構成され、1997年に結成されました。森林での交流活動を行うとともに、他の都市からの移住や就業を円滑に進める役割もつとめています。
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森林・林業体験ツアーの様子 |
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●おもな活動
森林に対する理解を深めるために、「すくーる森の人」という森林ガイドを行っています。ここで通年の森林ツーリズムをめざし、毎月第4日曜日を「開学日」としてツアーを実施。また、年に数回行っている2泊3日の森林・林業体験ツアー「すくもり」には、東京などからの参加者が多く、リピーターも増えています。こうした交流事業を通じて、都会から下川町へ移住・定住する人が現れ始めました。林業関係の仕事を希望する人が多く、会でもその実現を応援しています。
このほか公民館講座に森林体験事業を取り込んだり、町内の巨木散策プログラムなども実施。以前は当たり前と思われえていた森林景観への住民認識も、少しずつ変わり始めました。 |
林業関係の仕事を希望する移住者も増えている |
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