景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
富岡みのり会
●はじまりは?

 1988年、地域の若者が農業を活性化させるために「富岡地活会」を設立。その後、1990年に「富岡みのり会」と改名し、地域の人々との交流を第一に考えて活動を続けています。宿泊交流施設「ふれあいの郷とみおか」を核として、都市と農村の交流の機会を設けることで、農業の活性化にもつなげています。活動を通じて「元気のよい農村、安定した農業経営」をめざしています。


「YES! clean」認証米の刈り取り
●おもな活動

 1991年12月、宿泊交流施設「ふれあいの郷とみおか」が完成し、本格的な活動がスタート。「本当にお客が訪れてくれるのか」「きちんと接客ができるだろうか」と不安を抱えてのスタートでしたが、すべり出しは好調で、新聞やテレビなどでも広く紹介されました。利用客に提供する無農薬野菜(カボチャ、アスパラ、トウモロコシ、ジャガイモ、トマト、ナス、ピーマンなど)の栽培も開始。元々主流だったコメ栽培は、有機合鴨農法を実践し、「YES! clean」認定米の直販をしています。
 このほか、田植え体験ができる「ふるさと学習」、都市の女性と町の後継者青年とのカップリングパーティ、ふるさと盆踊りの復活など、積極的に、しかし無理をせずマイペースに活動に取り組んでいます。


子どもたちが参加した田植え体験
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:椿 新二さん/会員:20名

住所:磯谷郡蘭越町字富岡399

電話:0136-57-6181

FAX:0136-57-5676

E-mail:zub/5556@nifty.com


●リンク

蘭越町
http://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/


北のクリーン農業推進協議会
http://www.agri-clean.gr.jp/yesclean/index.html


「ふれあいの郷とみおか」
 1991年のオープン時は3棟だった宿泊棟ですが、要望により1995年に2棟を増設。現在は年間1,400名あまりの宿泊者が利用しています。1階は開放感のある吹き抜けとバルコニー、居間、食堂、トイレ、洗面所、浴室。2階は4.5畳と8畳の寝室になっており、冷蔵庫、テレビ、電話などを完備。同会が植樹したサクランボ、クリ、ナシなど100本の果樹が周りを囲み、自然の中でのんびりとリゾート気分が味わえます。

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