●はじまりは?
「西興部村養鹿研究会」は1990年の発足以来、西興部村を活気づけようと、地元に多数生息するエゾシカの飼育と食用化に取り組んでいます。発足時には、発起人4名が道の飼育許可を得て、その後合計10名の有志が集まり、資本金を出資して会を設立しました。
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養鹿研究会が管理する鹿牧場公園 |
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●おもな活動
研究会は、活動当初、エゾシカ2頭を放し飼いにし「鹿牧場公園」を作りました。のちに鹿肉の加工施設を建設し、地元のハンターが捕まえた鹿を解体し、冷凍肉や缶詰に加工して販売しています。村内にあるホテルのレストランではこの鹿肉がメニューに取り入れられ、毎年2月末には鹿肉パーティーも開催されています。2002年のパーティーでは、鹿肉のスペアリブやカツレツなどの料理が用意され、200名余りもの人々が鹿肉を堪能。研究会では、今後も鹿肉を使った新メニューを考案していく方針です。
現在公園で飼育されている鹿は40頭に増え、随時無料開放されていて、地元の子どもたちや観光客に親しまれています。
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2月末に開催されるパーティーは大盛況 |
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