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つゆ草会
●はじまりは?

 斜里町では、人材育成事業「オホーツク大学」を実施しています。これは農業を活性化させるもので、2年間各学部に分かれて視察研修などをします。ここで学んだ婦人学部の農家の女性たちが集まり、1991年に「つゆ草会」を結成。地元産のトマトを使用したトマトジュースの商品化に取り組み始めました。地元農産物の有効活用と付加価値向上を目的にしています。
 


トマトジュースの製造風景
●おもな活動

 「つゆ草会」は、オホーツク大学で学んだ技術をもとに、規格外のトマトを使ってトマトジュース作りをスタートしました。安全な製品を作るため、トマトの栽培法からジュースの製造までを町内外の各機関に相談し、研究を重ねました。その後、「知床乙女」の名でジュースを商品化することができ、ホテルなどでも取り扱われるようになりました。2年後にはニンジンのピクルスやジュース、ゼリーも商品に加わりました。
 現在は、トマトジュースは年間4千本、ニンジンジュースは2千8百本、ニンジンピクルスは3百本と製造量も順調に増え、町内外のイベントで高い評価を受けています。

ここが自慢!

●連絡先

代表者名:長島せつ子さん/会員:64名

住所:斜里町字以久科北586 みどり工房しゃり

電話:01522-3-6045


●リンク

JA斜里町
http://www.ja-shari.or.jp/


「知床乙女」
 トマトジュース「知床乙女」は完熟トマトだけを原料にし、塩分はひかえめで、もちろん添加物は一切使っていません。太陽の光を浴びて育ったトマトそのものの味がします。ニンジンとレモンだけで作られたニンジンジュース「知床物語」、ニンジンピクルス「しゃりっ子」も人気商品で、健康と味にこだわる消費者に喜ばれています。

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