景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
粉工房 「一茶」
●はじまりは?

 1999年、清里町の「そば生産組合」が中心となって、粉工房「一茶」を結成しました。地元産そばと小麦の良さを住民に知ってもらい地元で消費することと、これまで外部依託してきた製粉を自分たちで行い、良品質で安全な製品を提供することをめざしています。地元に密着した新しい食文化を構築し、普及させる活動を展開しています。
 


そば打ちのイベントを開き、食文化の定着を担う
●おもな活動

 工房では、自分たちが生産したそばを自ら製粉しています。そば殻をていねいに取り除き、殻が混ざらないように粉をひいているので、白色に近い良質なそば粉が自慢です。
 また、会員で構成される「手打ちそば同好会」は多彩なイベントを主催していますが、なかでも「オホーツクそば打ち大笑いの会」は網走管内から多数のそば打ち名人が集まり、その技を競い合うユニークな会。住民を対象にした「手打ちそば教室」も好評で、毎回大勢の参加者がそばの打ち方を学んでいます。
 こうした活動が実り、町内の飲食店で工房のそば粉が使用されたほか、「清里秀峰そば」として町外にも普及しています。


「そば打ち教室」での様子
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:勝又武司さん/会員:8名

住所:清里町神威395番地

電話:01522-6-2968

FAX:01522-6-2246

E-mail:bobdog@dream.ocn.ne.jp

「清里秀峰そば粉」
 粉工房「一茶」では、町で栽培された良質のそばを、加熱せずに自然乾燥させているのが特長。そば殻を完全に取り除いたあと、天然石の石うすでゆっくりひき、真っ白なそば粉が作られます。高品質の白色粉は、その味わいはもちろん、打ちやすく、そば打ちファンにも評判です。

もどる 次へ 景観部門へ 地域特産部門へ 人の交流部門へ 「わが村は美しく−北海道」運動2002トップへ