●はじまりは?
1999年、清里町の「そば生産組合」が中心となって、粉工房「一茶」を結成しました。地元産そばと小麦の良さを住民に知ってもらい地元で消費することと、これまで外部依託してきた製粉を自分たちで行い、良品質で安全な製品を提供することをめざしています。地元に密着した新しい食文化を構築し、普及させる活動を展開しています。
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そば打ちのイベントを開き、食文化の定着を担う |
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●おもな活動
工房では、自分たちが生産したそばを自ら製粉しています。そば殻をていねいに取り除き、殻が混ざらないように粉をひいているので、白色に近い良質なそば粉が自慢です。
また、会員で構成される「手打ちそば同好会」は多彩なイベントを主催していますが、なかでも「オホーツクそば打ち大笑いの会」は網走管内から多数のそば打ち名人が集まり、その技を競い合うユニークな会。住民を対象にした「手打ちそば教室」も好評で、毎回大勢の参加者がそばの打ち方を学んでいます。
こうした活動が実り、町内の飲食店で工房のそば粉が使用されたほか、「清里秀峰そば」として町外にも普及しています。
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「そば打ち教室」での様子 |
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