●はじまりは?
本別町は古くから豆の栽培がさかんで、良質な豆産地として高い評価を受けています。さらに、農家の女性たちは生産した豆を自分たちで加工・販売しようと、特産品作りの研究を始めました。1995年にJA女性部の味噌作りサークル「カトレア会」の結成を筆頭に、菓子作り、豆腐作りのサークルが次々に発足。2000年には3つの会が統合し「本別発豆ではりきる母さんの会」を設立しました。本別町を「日本一の豆のまち」としてピーアールしながら、活発な活動を続けています。
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自慢の豆で豆腐を作るメンバーのみなさん |
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●おもな活動
会は「豆腐部門」「味噌部門」「菓子部門」の3つに分かれていますが、2001年に活動拠点の「本別まめ工房」がオープンし、本格的に製品作りを始めました。豆腐、油揚げ、味噌、ようかんを作り、「町婦人まつり」などのイベント販売のほか、豆腐は毎週木曜、味噌は通年販売しています。また生豆の販売も行い、豆のパッケージに生産者の顔とコメントを添えたり、豆料理の作り方を同封するなど、工夫をこらした販売をしています。
町外での販売にも積極的で、2000年には帯広市や札幌のイベントに参加。豆腐を販売したところ、またたく間に売り切れ、消費者からは、「懐かしい味がする」と大盛況でした。
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活動拠点となっている「本別まめ工房」 |
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