●はじまりは?
1994年に旭川市の農業者10数名が集まり、市の西神楽地区に「夢民村」を結成。自然を大切にしながら、農産物の栽培と販売を始めました。なかなか収益が出にくいという課題を「有限会社夢民村」として2001年に法人化することで克服。夢民村ブランドの野菜やコメを生産し、自分たちで販売する、「顔の見えるおつきあい」を実践しています。
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「夢民村」恒例の朝市 |
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●おもな活動
1998年、「夢民村」と「西神楽地域づくりの研究会」が共催して「第1回夢民村の食卓」を開き、会員が生産した野菜や肉を使って洋食フルコースを供しました。メニューは「ブタ肉、タマネギ、金時豆の煮込み」をメインとした7品のコースで、評判が高く、これ以後は定期的に開かれるようになりました。
1999年からは朝市がスタートし、ハーブやトウモロコシの苗、ホウレンソウやラディシュなどの野菜、切り花などを販売。開店前から行列ができ、すぐに売り切れるほどの人気です。また、市内の消費者に新鮮なコメや野菜を届ける宅配システムを2001年に開始しました。コメの宅配には年間契約もあり、毎月精米したてを届けています。
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会員が栽培した独自ブランドのコメ |
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