2002年1月結成とまだ歴史は浅い会ですが、北村に対する愛情、熱意には並々ならぬものがあります。それは当コンテスト全部門に参加したことからもうかがえます。農業を中心に発展を遂げた北村は、現在、過疎化や高齢化が進んでいますが、会のメンバーは地域の活性化に向けた総合的な環境整備を図ることが必要と考えています。「子どもたちが誇れる村に」との熱い思いで、北村の人々・農作物・自然とともに歩んでいます。

　純農村地帯の北村は稲作に力を入れており、農薬をなるべく使わない工夫をしてドジョウやホタルなどが生育できる環境づくりを行っています。今後は農家レストランやファームインなども実現したいと計画中。また北村と対照的に、海と山しかない漁村との交流を通じて、地域の活性化に取り組んでいます。今までに「地場雪中野菜の輝きを食し、語る会in北村」「北村グリーンツーリズム学習会」などのセミナーを開催し、村外からも多数参加者がありました。山がなく、朝日が昇ってから夕日が沈むまで太陽が輝く北村。ホタルを育てたり、ナナカマドの植樹を行なったりして、さらに魅力ある景観作りに取り組む予定です。