昭和のはじめ、北見市は世界の70％ものハッカを生産する大生産地でした。その世界に誇れるハッカの歴史をテーマに、まちづくりをめざす市民グループが、「香り彩るまちづくり推進機構」を設立しました。 　ハッカの歴史的な遺産を受け継ぎ、香りを意識した個性的な文化を再創造し、地域の魅力を発信することをめざしています。 　活動の拠点は、市内にある「香りゃんせ公園」。園内にある「コミュニティガーデン」では、毎年6月の第1日曜日に実施する花壇の植栽をはじめとして、市民の手で花壇づくりを行っています。また、7月中旬には「香りゃんせフェスティバル」を開催し、「ハーブウエディング」や「香り体験コーナー」など、特色ある催しに人気が集まりました。そのほか、ハーブ講習会や香り教室の講師派遣なども随時行っています。 2004年のフェスティバルには3000人の参加者が訪れた 「香りゃんせ公園」 　市内の「香りゃんせ公園」にあるノットガーデンには、一面キャットミントのうす紫の花が咲いています。市民の手によるコミュニティガーデンとあわせて、美しい景観をつくっており、市民の憩いの場として定着しています。 ●データ 代表者：松本益弘さん／設立：1994年／会員：21名・29社 所在地：北見市北5条東2丁目　北見市役所　公園緑地課内 電話：0157-25-1139／FAX：0157-25-1262 ●リンク ・北見市   http://www.city.kitami.lg.jp/