|
豊かな森林の奥で生まれた一滴の水が、多様な生物の命を維持しながら川の清涼を保ち、豊かな畑や大漁を約束してくれる「地域環境」について考える学習の機会を設けたいとの思いから、森の学校を開校しました。林業、農業、水産業などに従事しているスタッフが集合し、地域の将来を担う子どもたちのために、活動を開始。活動を通じて、地域の産業と自然環境との調和をめざします。 |
|
どんぐりを拾い集め、畑に捲き、森をつくる |
|
|
枝幸町内の村金拓殖社有林と町有林をフィールドに、「森・川・海」をテーマとした学習に、子どもたちと一緒に取り組んでいます。また、枝幸町の緑化事業に積極的に参加し、協働の森づくりを推進しています。このほか自然体験の活動内容を紹介する写真展を実施して、普及活動にも努めています。このような森の学校の活動は各方面で紹介され、注目度が高まり、環境教育を進めるうえで先導的な役割を果たしています。 |
|
枝幸町・徳志別川で川下り |
|
|
「森の学校」 |
春は小鳥たちの巣づくり、夏はキャンプや海水浴、釣り、ハイキング、動植物の観察。秋はサクラマス産卵の観察や、箱めがねを使った川底の生態系の学習、自分たちで採った山ぶどうやコクワのジュースやジャムづくり。冬は自然木を使ったツリーとリース作り、かまくらでの宿泊体験、スノーハイキング、動物の足跡や冬芽観察。四季折々、多彩な体験を通じて、子どもたちはたくましく成長しています。 |
|
|
|
|