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5カ月間の長い冬は大人でも子どもでも憂鬱になる期間です。そこで、子どもたちと雪ダルマでもつくって、真冬の一夜を楽しもうと思ったことが、はじまりです。回を重ねるごとに作り手である地域の参加者が増え、まつりの規模も大きくなりました。今では稚内市唯一の雪まつりとして、多くのみなさんに楽しんでもらい、行政に頼らず、背伸びをしない手づくりの雪まつりを続けています。 |
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雪まつりの雪像をバックに記念撮影 |
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毎年、いちばん寒さの厳しい2月上旬に、地域住民らの協力を得て、「勇知ポテト村雪まつり」を開催しています。雪像づくりの作業は、1月半ばから約20日間かけて取り組みます。開始当時は住民14〜15名ほどの参加で、休憩小屋もなく、氷点下20度の外での作業は大変でしたが、今では大きな休憩小屋も造り、毎日日替わりの温かいメニューや飲み物の差し入れも増えました。冷え切った体を温めながら、19時〜22時までの作業を行っています。 |
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大雪像設営のための枠組づくり |
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「勇知ポテト村雪まつり」 |
今年で15回目を迎えるこの雪まつりは、年々入場者が増え、総人口220人の上勇知が600人以上の人でにぎわいました。メイン雪像が照明に浮かび、海峡太鼓、よさこいソーラン、カラオケ、もちまき、クイズ、数十発の打ち上げ花火と、あっと言う間に過ぎていく2時間半。当日は「どこからこんなに集まってきたの」と思うほどチビッコの参加も多く、人気のカラフル滑り台で歓声を上げていました。 |
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●データ
代表者:古川克則さん/設立:1989年(活動終了)/会員:約30名
所在地:稚内市大字抜海村字上勇知
電話:0162-73-2459/FAX:0162-73-2525
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