「わが村は美しく―北海道」運動2004  
景観部門
人の交流部門
NPO法人美林舎/留萌市  
はじまりは?
 森林の保護と保全を行うため、地域住民に対して美しい里山の復元や環境教育、森林レクリエーションなどの事業を行い、誰もが安心して暮らせる豊かな自然環境づくりを目的に結成されました。前身は2002年に結成された「遊びの森をつくり隊」。2003年にNPO法人となり、2004年に北海道知事の認証を受け、3月5日に法人登録をしました。現在20名の正会員で、森づくりに取り組んでいます。
「森の遊園地」の遊具は会員による手作り


おもな活動
 毎月1回の森づくり活動では、除間伐、つる切り、枝打ち、笹刈りなどの作業を行っています。作業は正午で終了し、毎回焚き火を囲んでの昼食で、楽しく交流しています。また夏期間はメンバーの手で整備した「森の遊園地」を公開しています。そのほか2004年からの新事業として「森の学校」を開催予定。これは富良野の東京大学演習林と提携して計画中です。荒れはてていたカラマツ林が見違えるように美しくなったことが、活動の成果です。
森での作業に集まったメンバー。焚き火で昼食準備

ここが自慢!
「森の遊園地」
 子どもたちに、自然にふれあう機会を与えたいという願いから、会員による手づくりの「森の遊園地」を整備し、毎年夏の間、一般に無料開放しています。山ぶどうのつるで作った「もぐらのトンネル」や、漁網を再利用して作った「ふわふわネット」など、子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、アイディアと工夫を凝らして作業にあたっています。多くの親子が参加し、里山での森遊びを満喫しています。

●データ
代表者:古川義信さん/設立:2003年/会員:20名
所在地:留萌市元川町2丁目
電話:0164-43-6034/FAX:0164-43-6034

もどる 次へ
景観部門へ 地域特産物部門へ 人の交流部門へ HOMEへ