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自然豊かな西興部村の名物を作ることで、小さな村の活気をつけようと10人の有志が集まり、道の飼育許可を得て、エゾシカの飼育と食用化に取り組みました。エゾシカによる農林業被害を軽減しつつ、エゾシカを地域資源として活用。牧場にエゾシカを放し飼いして「鹿牧場公園」を作り、生態観察ツアーや写真撮影ツアーを企画したり、地元のハンターがハンティングしたエゾシカを冷凍肉や缶詰に加工したりしています。 |
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エゾシカが放牧されている鹿牧場公園 |
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「鹿牧場公園」を運営して、エゾシカとふれあいの場を提供しています。放し飼いのエゾシカは、訪れた観光客に親しまれています。また、鹿肉の加工にも取り組み、冷凍肉や缶詰にして販売しているほか、村内のレストランでは鹿肉メニューを取り揃えています。また、一般になじみのない食材を多くの人に味わってもらうため、毎年2月にホテルで「鹿肉パーティー」を開催。村内や道内各地から鹿肉ファンが集いし、今では冬の定番イベントとして定着しています。 |
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鹿肉の缶詰 |
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「鹿肉パーティー」 |
村内のホテルで毎年行われる「鹿肉パーティー」は、シェフが腕によりをかけためずらしいエゾシカ料理を堪能できます。和・洋・中、さまざまに調理された料理がテーブルにところ狭しと並べられます。ばら肉を使った鹿シチューは、赤ワインで煮込んで、デミグラスソースで仕上げてあります。鹿肉の脂身はたいへん甘いので、ビーフシチューとは違ったおいしさが楽しめます。
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