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岩内町は、ニシンやタラコなど水産加工の町として有名ですが、せまい農地面積を生かして農業にも力を入れようと考えました。そこで、特色のある野菜としてアシタバに着目。アシタバは生育力が強い多年草で、せまい農地でも十分な収穫量が期待できることと、栄養価が高いことが魅力です。小規模な栽培からはじまりましたが、出荷量は年々増加し、今では地域の特産品となっています。 |
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さあ、収穫をはじめましょう |
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房総半島や小笠原諸島など、温暖な地域が原産とされるアシタバは、道内での栽培は難しいと言われていました。数々の研究を重ね、冬を越せる種子と独自の発芽法の開発により栽培に成功。健康や環境にも配慮した無農薬栽培にも取り組んでいます。栽培したアシタバは生鮮野菜として販売するほか、加工して「アシタバ茶」として販売も行っています。今後は、作付面積の拡大とお茶以外の商品開発にも取り組もうと意欲的です。 |
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アシタバ製品とともに記念撮影 |
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「新鮮なアシタバ」 |
アシタバには各種のミネラル、ビタミン類がバランスよく含まれており、他の植物にはほとんどみられないビタミンB12も豊富です。また、アシタバの特有成分「カルコン」は、血液やリンパの流れをよくし、老廃物をスムーズに出すので、疲労回復や健康維持、美容に効果があるといわれています。ペットボトル入りのアシタバ茶は、これらの豊富な栄養素を手軽に摂取できます。 |
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●データ
代表者:保科正昭さん/設立:1999年
(コンクール応募時の代表は和島国靖さん)
所在地:岩内郡岩内町字野束249-3
電話:0135-62-6813
●リンク
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