●はじまりは?
西興部村は小さいながらも表情豊かな自然に恵まれた村で、従来から各種団体のボランティアが花いっぱい運動、空き缶拾い、市街地清掃などを行ってきました。1989年のJR名寄線廃止を契機に、国道を利用する機会が多くなり、国道沿いのイタドリ刈り払いや雑木の除去などを始め、村民が一丸となって市街地歩道の植え込み花壇の整備などを行っています。美しい景観を育て、快適な環境を確保することが目的です。 |
国道239号沿線のイタドリ刈り |
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●おもな活動
1996年から、西興部村建設業協会を中心に「我が村は美しく事業」がスタート。市街地を横断する国道の景観づくりのため、沿線の草刈りから始まり、現在は雑木除去や植樹、花植えなどに取り組んでいます。役場でも村民あげての美化運動を支援し、村の人口の3分の1に当たる約400名が参加する重要な事業へと発展しました。
村ではこの事業をきっかけに1999年に「美しい村づくり条例」を制定、翌年には景観形成指針を策定し、2001年からは景観補助制度を創設。「太陽と森の庭園村」という基本目標を立てて、活動を続けています。 |
歩道の花壇にマリーゴールドなどを植栽 |
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