●はじまりは?
1992年、南幌町の田園風景を生かした景観づくりと、「きらら街道」の美化活動をきっかけとして、花と緑のまちづくりが始まりました。このとき、地元農家の女性たちが中心となって同好会を結成。仲間づくりと、地域のふれあいの場として、会員が町内6カ所にボランティアで花壇を作っています。花壇は、多くの人に楽しんでもらうために道路沿いに設置。ドライバーや地域住民の心を和らげるなどの成果があがっています。
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道路沿いに続く美しい花壇。晩翠支部 |
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●おもな活動
町内の主要道路沿いの花壇のデザイン、苗づくり、管理を分担して行っています。花を植える技術や定植後の技術管理の交換など、特に少しでも長く花を咲かせるために気を遣い、ポットの大きさや用土つくり、水管理などに注意し、よい苗を育てることに努力しています。雨や暑さ、病害に強い品種を選ぶなど、研究にも余念がありません。
また、苗を1〜2割多く育て、自宅の花壇に植えるなど、住民が花に関心を抱き、花を植え、飾って、観る、潤いある生活を楽しむようになりました。婦人部のみなさんの活動が、地域ぐるみの活動に広がり、自分が住む地域の美化を図る自然な気持ちにつながっています。 |
下石川支部での花壇づくり |
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