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大樹シラカバ研究会
●はじまりは?

 1994年、美深町で開催された北大主催の「国際樹液サミット」で、シラカバの樹液の利用法が紹介されました。それを実際に試してみて、感動したことがきっかけになり、翌年に「シラカバ研究会」を設立しました。多くの人にシラカバの樹木の美しさと、そこで育まれる大地の恵みを知ってもらうため、熱意を持って活動しています。


シラカバの森でヨモギを集めてヨモギもちつき
●おもな活動

 シラカバ樹液を健康飲料として研究・販売するとともに、地域の資源であるシラカバのすばらしさを広くアピールしています。現在、ビン詰めで販売しているシラカバ樹液は、自然健康食品としてすでに多くの人に愛飲されるようになりました。
 そのほかシラカバの森の中にコテージを作ったり、森のコンサートを催したり、樹液採取の体験を行うなどいろいろなアイディアを実践しています。会の合言葉は「シラカバを丸ごと活用」。今後は大学などで行われている若葉、樹皮、キノコなどの有効成分の調査をもとに、新製品の開発も予定しています。


森の中で行ったオカリナコンサート
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:米山 有年さん/会員:21名

住所:大樹町萠和106

電話:01558-6-3824

FAX:01558-6-3824

E-mail:sirakaba@netbeet.ne.jp


●リンク

大樹町
http://www.town.taiki.hokkaido.jp/


「シラカバ樹液の採取体験」
 北方圏にだけ育つシラカバは、「母なる木−乳樹」「貴婦人」と呼ばれる樹木。そのシラカバを切り倒すことなく、成長にも害を与えることなく、得ることができる大地の恵みが「シラカバの樹液」です。幹にドリルで深さ数センチの穴を開けると、すぐに透明な樹液がしみ出し始めます。採取を体験することで、その恩恵をより深く実感することができます。樹液はまろやかな甘みがあり、そのままでも楽しめますが、コーヒーや紅茶などをいれるときや、お米を炊くときに使っても最適です。

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