●はじまりは?
1993年、小学校跡地(現・長沼町道の駅)を有効活用しようと考え、町の協力を得て「ながぬま特産物直売所」を開設したことが、この活動のはじまりです。農家の仕事が、消費者にどのように認識されているのかを生産者自らが確認し、将来の農家営業に役立てる事が目的でした。生産した作物の価格を自分で設定し、消費者に直接提供できる喜びと、地域に対し農業の存在価値が高められるなど、直売は農家のみなさんの元気の源になっています。 |
毎回多くの人が詰めかける農産物直売所 |
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●おもな活動
1994年から道の駅の整備に着手し、直売所の名称を「マオイの丘公園直売所」に変更(道の駅マオイの丘公園は1997年4月にオープン)。国道274号を利用する1日約1万人ものドライバーに、長沼町の観光や特産品をピーアールするとともに、気象情報や峠情報などの発信源としての役割も担っています。今では道内で最大規模の売り上げをほこる直売所へ発展しました。
現在、24戸の農家が「北海道ふれあいファーム」に登録し、農畜産物の直売や農作業体験、収穫体験、貸し農園などの活動を通じて、消費者との交流を図っています。 |
たくさんの出店者が軒をつらねる |
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