日本最北の村、猿払村で基幹産業の一つである酪農業の振興と乳製品等の消費拡大を目的に、「高品質な乳製品の製造・販売」と体験型PR施設「牛乳と肉の館」を利用した地域内外の人たちの「交流・体験」という大きな二つの柱により、地場産業の発展と地域活性化を目指して活動しています。
　乳製品としては、村内の特定酪農家が徹底した衛生管理により生産する新鮮な生乳のみを用いた「さるふつ牛乳」、「さるふつバター」、「さるふつアイス」があり、特に牛乳は文字どおり安心、安全な食品として週に２回、村内小中学校の給食にも供給しています。
　体験施設では、乳製品や肉製品等の加工体験を行うことができ、村民のほか修学旅行生をはじめとした他地域の人たちにも幅広く体験の場を提供しています。
　村と農協の出資により地域の農業者を代表とする第3セクターとして、平成2年に誕生して以来20年以上も続く活動は村民の自信や誇り、乳製品と酪農に対する愛着や理解につながっていると感じています。