稚内近海でしか獲れない大型の「おおなご」に着目し、その利活用を目指す取り組みは、「おおなご」にタウリン・DHA・EPAなどが豊富に含まれている研究が発表されたことを契機に稚内の有志が立ち上がり平成19年に稚内地域食材付加価値向上協議会が設立したことに始まります。
　活動はその後、稚内おおなごマルシェ協議会へと移行し、食材化を目指し様々な活動を展開してきましたが、この取り組みをさらに発展させていくために、平成24年に事業組合を設立し、小規模ながらも食材加工工場を建設し企業化を目指しています。
　活動は、「おおなご」の普及に向けて、おおなごフェスタの開催、商談会、食関連イベントへの参加、試食会の開催、製品の企画開発・製造販売など多岐にわたっています。
　稚内特産の「おおなご」は第7回コープさっぽろ農業賞漁業の部特別賞を受賞し、BonBazaarわっかないの「おおなご魚醤」とともに稚内ブランドに認定され、知名度も増しています。