稚内市勇知地区は、かつて畑作が盛んで様々な作物が栽培されていましたが、中でも「勇知いも」と呼ばれたじゃがいもはその味の良さから昭和初期に全国的に有名となりました。
しかし、度重なる冷水害や酪農の発展とともに昭和40年代には、その姿を消してしまいました。
平成19年に地区内の数軒の農家と建設業者などが協力し、いまや「幻」となった稚内ブランド「勇知いも」の復活を目指すため研究会を立ち上げました。
研究会では、他地域との差別化を図るため様々な実験を行い、安定供給、販路開拓に向けた勉強会や試食会などを開催しています。
「勇知いも」は、冬期に雪氷冷熱貯蔵施設で一定期間保存することで熟成し、でんぷんが糖に変わることで、その甘さは品種によってはメロンや桃並みに甘くなり、スイーツの原料としても有望視され、市内の菓子製造業者との商品開発にも取り組んでいます。
幻の「勇知いも」が織りなす素晴らしい食感や風味を是非一度お試し下さい。
■代表者: | 大硲秀男さん/設立:2007年/会員:6団体 |
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■連絡先: | 稚内市中央3丁目13番15号 稚内市建設産業部水産商工課商工・労働 グループ内 わっかない勇知いも研究会事務局 |
■電 話: | 0162-23-6467 |
■F A X : | 0162-23-7999 |
■E-mail: | suisansyoko@city.wakkanai.hokkaido.jp |