農業、林業、漁業などの一次産業が衰退し、国際化時代が到来する中、国や地域、地域住民同士が直接結びつく国際交流の必要性に着目し、国際的視点を持った人づくり、地域づくりを目的として、オホーツク国際交流センターが発足しました。
　日常の生活が国内のみの産業・経済、学術文化活動で営まれているとは誰もが思わないものの、外国人とのふれ合いがない田舎暮らしではそのことが実感しずらく、「井の中の蛙」となってしまう。このため、地域の感性を少しでも諸外国に向かうきっかけとして、日本で学ぶ外国人留学生をオホーツクの地に招き、オホーツクの農漁村地域の生活文化を体験してもらいながら心の交流を図っています。
　このような取り組みを通して、北海道、オホーツクの名を海外に発信し、観光・ビジネスによるインバウンドの拡大、地場商品をはじめとする道産品ブランドの販路・消費拡大などに結びつけていくための足掛かりになればと考えています。