がぶりかるちゃー事業実施委員会は、農業協同組合、土地改良区、経済界及び行政機関などで組織されており、北見市のもつ農村地域の豊かな自然環境と土地改良施設を利活用し、総合的な活動による農村と都市との交流を通して、ふるさとの活性化を図るための事業を実施してきました。
　その活動は、昭和６３年から２４年間も継続されており、平成１４年から行われている「家族いも堀り体験会」は、平成２４年には148家族、総人数568人が参加する大きなイベントへ成長しています。
　この体験会では、農作物の収穫を通じての農業体験とともに、農業農村整備事業などを紹介するパネル展や、牛乳の消費拡大キャンペーンなども行われ、多くの市民の農業や食に対する理解を深めています。また、体験会場はハッカ御殿や農機具の資料館などがある「仁頃はっか公園」に隣接しており、かつて北見市がハッカで栄えた歴史をアピールしています。
　がぶりかるちゃー事業実施委員会は、農業や食について様々な視点から意見を交換し、柔軟な発想から消費者のニーズを捉えて、北見市の活性化に寄与することを理念としています。