本町は、豊かに流れる鵡川の水を利用した「たんとう米」の生産地として発展してきました。地域の基幹産業である農業に対して、農作物と施設との関わりや農業に対する理解を深めていただきたく活動しています。施設見学会は平成１６年度より開催しており、農業用水施設であるダム、頭首工において毎年、交互に見学会を実施しています。
　施設の担う役割やお米の生産に必要な農業用水の大切さについて学んでもらい、その後は食育に関する勉強会や、地元の特産物の試食会などを行っています。
　勉強会では食育に関するパネルの展示と、それに関する問題を用意して子ども達、保護者の皆様にも参加していただいています。パネルの説明や問題に対するアドバスを行いながらコミュニケーションを深め、地域住民との交流の場となっています。