「鎮守の森」は、長流川流域の林業の歴史を紹介し、多くの人々に貴重な天然林と里山とが融合した、人間と森林との共生の在り方を学んでもらうための森林入門道場です。
　この森は、ただ鑑賞するだけではなく、遊んだり、木の実や野草、キノコなどを採って食べ、その中で、人は森と上手に付き合うことで自給自足ができるということを体験する場です。森林の維持に欠かせない、間伐作業で発生する木材を利用した製品「チップタイ」を製造、販売しています。このチップタイは、地球環境に貢献するものです。鎮守の森作りを通じて、循環型社会が様々なところで展開されていることや森の持つ役割を多くの人に理解してもらい、森林の大切さを知ってもらうきっかけとなっています。
　また、野菜工場化構想では鎮守の森を流れる川の水で水車を回して小水力発電を行い、森の東屋等の照明やハウスで使う電力にする計画に取組んでいます。