「わが村は美しく-北海道」運動

うたのぼり・癒しの森「音夢路」利用促進研究会

【枝幸町】

はじまりは?

癒しの森「音夢路」のある枝幸町歌登自治区は、平成18年の合併により消滅した旧歌登町にあり、少子高齢化、過疎化など、地域の衰退が危惧される地域となっていました。
 そのような状況の中、オープンした癒しの森「音夢路」を新たな地域資源として創造し、枝幸町歌登を「自然と共生するまち」「健康づくりのまち」として広く情報を発信し、森林の果たす役割を広く知ってもらうことを目的に活動を開始しました。

おもな活動

本研究会では癒しの森「音夢路」を気持ちよく利用していただくため、休憩用イスやトイレの設置など会員がボランティアで利用しやすい環境を整備しているほか、ウォーキングの集いを実施しています。
 ウォーキングの集いは、9kmのコースを3時間半かけて歩くもので、森の持つ癒し効果で心身ともにリフレッシュすることを目的に行っており、子どもからお年寄りまで、性別にも関係なく、色々な地域からの参加があります。
 その際には、会員の医師による、散策前の注意事項、流行病の予防対策などの話があり、散策中には参加者からの無料医療相談に乗るなど、健康増進に重要な役割を果たしています。
 定期的にウォーキングの集いと同時に「まちづくり」や「森林セラピー」をテーマとした講演会や、昨今注目されている森林の癒し効果(血圧の改善、ストレスの解消等、病気になりにくい身体づくり)を実際に検証する試みとしてメディカルチェックを実施しています。
 

ここが自慢

【癒しの森でリフレッシュ】

癒しの森「音夢路」はイベントに関わらず常時一般開放されています。
 そこでは、森の象徴である樹齢360年のミズナラの巨木(開拓の木)をはじめとする多様な樹種や、この地方では最高峰の函岳(標高1129m)を一望できるポイントなどを楽しむことができます。
 また、森の中では、間伐材で作った木響板やオブジェなど様々な仕掛けのほか、「生産の森コーナー」では春と秋にきのこが採取でき、訪れる人を喜ばせています。

データ
■代表者: 駒形定雄さん/設立:2008年/会員:174名
■連絡先: 枝幸郡枝幸町歌登東町106番地 田中建設株式会社総務部管理課
■電 話: 0163-68-2026
■F A X : 0163-68-2871