「わが村は美しく-北海道」運動

白滝じゃが生産部会 加工班

【遠軽町】

はじまりは?

遠軽町白滝地域は質の良いじゃがいもの産地ですが、平成の大合併で遠軽町になることがほぼ決まっていた平成14年、普及センターの「白滝の名前を残すために、白滝じゃがで町おこしを!」という声掛けにより、村を挙げて「白滝じゃがパワーアップチーム」が組織され、その中に生産者のお母さんたちによる「加工班」が作られました。じゃがいも料理のレシピを作ってじゃがいもと一緒に消費者に送ったところ喜ばれたのをきっかけに、活動を継続しています。

おもな活動

平成18年から毎年2月に「じゃがリンピック」というじゃがいもの料理コンテストを開催しており、平成25年で8回目になります。じゃがリンピックでは「おいしい・簡単・作ってみたい」を審査基準に選んだ4品をレシピ化、このレシピをリーフレットにして翌秋のじゃがいもの箱に同梱して発送するほか、冬には入賞レシピでじゃがいも料理教室を開いて、消費者と一緒にじゃがいも料理を美味しく楽しんでいます。
 また、じゃがリンピックでいつも振る舞う「北大雪鍋(イモ団子を入れた具たくさんのお鍋)」が大変好評で、町内外のイベントなどに呼ばれるようになり、白滝じゃがの美味しさを実感して頂く機会になっています。
 平成24年9月には、これまでの入賞レシピを中心にじゃがいもの生産過程や豆知識を加えたレシピ本を発行しました。このレシピ本は、今まで以上に白滝じゃがの魅力を伝える新たな手段となっています。

ここが自慢

「じゃがいも料理=じゃがリンピック=遠軽町白滝」

10年間続けた活動のなかで、総合学習のテーマにじゃがいもを採り上げた地元小学校のチームが金メダルを受賞したこともあり、小学生の参加が定着してきています。また、白滝地域の枠を超えて、遠軽町や近隣の町村からの参加者も増え、観光協会や商工会からも白滝じゃがを遠軽町の特産品として認められるようになりました。
 さらには、加工班の活動自体が白滝じゃがのPRにつながっており、メディアで白滝が取り上げられる機会が増えました。これからも、じゃがいも料理の聖地になれるよう目指して活動を続けていきます。

データ
■代表者: 菊地ユリ子さん/設立:2002年/会員:8名
■連絡先: 紋別郡遠軽町白滝715 JAえんゆう白滝支所
■電 話: 0158-48-2311 
■F A X : 0158-48-2314