鶴居村にある丘の上の小さなファームレストラン「ハートンツリー」、ここでの料理教室をきっかけに、村に住む女性たちが集まり、交流を行う中から活動がスタートしました。
　ハーブのもつ自然治癒力に着目しハーブを活かした「安心・安全・健康」志向のアイデアを共有しながら、鶴居産の食材にこだわった食と鶴居村ならではの地域資源を活かした商品開発を手掛けるなど農村女性の視点から地域活性化に取り組んでいます。

　(1)自家栽培のハーブや自生する野草を使ったハーブティーやハーブパンづくり、鶴居産の蜜蝋(みつろう)などの地域資源を使った手づくりの自然派化粧品、ハーブを取り入れたハーブバターなどの乳製品開発と販売、(2)鶴居産の食材を活かした料理教室、ハーブ･アロマ体験講座、ハーブを用いたガーデニング講座、クリスマスリース作りやお正月生け花講座など季節に合わせたイベントの開催などを行っています。
　活動拠点のファームレストラン周辺には手づくりのハーブガーデンを作り、地域の農村景観ともマッチしています。
　鶴居村商工会と連携して鶴居村市街地の国道沿いの花壇にハーブを植栽するなど、地域住民とも一緒になった活動に取り組んでいます。

【ハーブで生きがいづくり、ハーブで地域づくり】

ハーブには自然治癒力を高める作用があります。心地よい香りは癒しの効果をもたらし、心身のリフレッシュに繋がります。体験講座の講師も会員が行うので、誰でも気軽に参加することができます。
　将来は、チーズ工房で牧場ごとのチーズ生産、自家製ブドウのワイナリー、地域景観を活かしたフットパス整備などを行っていくために、農村に住む女性の視点から「鶴居村をハーブの村に」を合い言葉に活動に取り組んでいます。