「わが村は美しく-北海道」運動

VIVAマルシェ

【剣淵町】

はじまりは?

平成22年に剣淵町の若手農家が中心となり、自分たちの作った野菜を軽トラックの荷台に積んで持ち寄り販売する「軽トラマルシェ」を始めました。「マルシェ」はフランス語で「市場」の意味です。
 お客さんに野菜の特徴や調理方法を説明したり、家庭菜園のポイントを伝えるなど、「軽トラマルシェ」を通じて消費者と直接交流を図ることにより、生産意欲の向上に繋がり、また、地産地消や地域の活性化にも貢献しています。

おもな活動

「軽トラマルシェ」は、剣淵町内はもとより、札幌・道庁前や旭川市、宗谷管内枝幸町などで年間20回ほど開催しています。また、剣淵高校と協同し学校説明会を兼ねた食育活動を行ったり、農・商・工連携により農産物、食品、衣料などの「剣淵」の様々なものをPRする「けんぶちマルシェ」の開催など、幅広い活動を行っています。
 マルシェでは、市場にあまり出てこない珍しい野菜も多く販売しています。昨年は、日本での栽培が困難とされている「ひよこ豆」や「レンズ豆」の栽培を行うなど、積極的に新たな野菜作りにも挑戦し、剣淵町に適した新たな特産物の発掘に努めています。
 「絵本の里」として有名な剣淵町ですが、農業を通じてもっと盛り上げようと、ブログやフェイスブック等での情報発信にも力をいれていきます。
 

ここが自慢

【軽トラの荷台には多種・多様な野菜が並ぶ】

メンバーが栽培し販売している作物は、伝統野菜や西洋野菜などの珍しいものを含め160品種を超えています。また、地元牧場で飼育されているアルパカの堆肥を活用した農業を行うなど地域の環境にも配慮し、地域内外の繋がりを広げていくことで、地域の活性化にも貢献しています。
 今後は、栽培品種を300種まで増やすことを目標とし、「軽トラマルシェ」を通して、消費者の声をより近くで聞ける農業者として更なる活動の広がりが期待されています。

データ
■代表者: 高橋朋一さん/設立:2010年/会員:23名
■連絡先: 上川郡剣淵町東町2145番地
■電 話: 0165-34-3089
■F A X : 0165-34-3089
■E-mail:  t.takahashi@kch.biglobe.ne.jp
■H P :  http://keitora-marche.seesaa.net/