地域と福祉が一体化した社会づくりを目的に、地域の農業者と地域住民が連携し、ハンディキャップをもつ人たちの生活の質の向上を図るために、レストランなどの施設を作り就労機会の提供を始めました。また、平成２４年からは就労継続支援B型事業所として活動を発展・継続しています。

事業所内にあるレストランでは、自家栽培した食材や農家から譲り受けた規格外の野菜などをメニューに活用しており、地産地消や農産物の有効利用を図っています。連携農家でのハスカップの収穫作業や、それを活用した加工品の販売などでは農産物の付加価値を高め、地域と福祉の一体化が図られています。
　また、地元観光協会と連携して、継続的に木人形の制作の委託を受けており、地域のお土産として活用され、地域の活性化にも貢献しています。
　その他にも、弁当の宅配サービス、イベント等のPRチラシやポスターの作成、印刷業務など様々な活動の場を提供することにより、事業所利用者の生活の質の向上に貢献しています。

【季節に合わせた食材と規格外野菜を活用したレストラン！】

レストランでは、日替わりで手作り定食を提供しており、季節に合わせた食材をふんだんに活用しています。また、自家製カレーはスパイスからこだわっており、食べてくれる皆様が喜んでもらえると自負しています。木人形は、河原から拾ってきた木を活用し完全手作りで、年間2000〜3000体程を制作しています。木人形作りのスキルを活用し、近隣の小学校や事業所等での制作体験も行っています。来所してくれる方にも個別で木人形の制作体験を行っており、自ら作った作品は持ち帰ることができます。