富良野市の開拓の歴史の中で生まれた豊かな土地と景観を財産に未来を担う子どもたちに誇れる「ふるさと」を創ることを目的として、地域住民と各種団体が中心となり、地域の環境改善や活性化のために各種事業に取り組む体制を構築し、活動を始めました。

具体的な活動としては、(1)離農したため使われなくなった家屋の再生利用　(2)修学旅行生の農業生活体験活動　(3)就職後リタイアした若者を中心とした、社会復帰のための農業体験支援活動　(4)ふらの地域をはじめ北海道への移住希望者への移住支援活動　(5)地域の独身農業後継者のための結婚支援活動（婚活）　(6)地域の小中学校の環境学習の支援活動　(7)地域の文化力を活用した畑の中コンサート活動などを行っています。また、平成２４年度は修学旅行生の農業体験の受け入れ活動を広げたことに手応えを感じています。
　これらの活動は、「農産物直売所やってみる会」、「樹海地域をもりあげ隊」、「東山青年団」、「フレッシュ・ミズ」などの団体や地域住民の協力を得て、地域全体の活動として広がっています。

【地域資源を活用した未来に誇れる地域づくり】

就農希望者には、「食の安全安心マイスター」を取得した農業の専門家が支援に当たります。また、就農のための実習地で実際に作物を育てながら技術の習得や作業体験ができます。そのための宿泊して体験できる施設「どんぐり舎（のいえ）」（有料）もあります。ふらの樹海の森に囲まれた里で農業が満喫できます。