青年同士の交流会の開催などの活動を目的に、後志管内にある10の4Ｈクラブと青年団体が集まり、Ｓhiribeshi（後志）Ｔotal（全体）Ａgriculture（農業）Ｆuture（未来）Ｆarmers（農業者達）の頭文字をとって、ＳＴＡＦＦの名称で設立された団体です。近年、新規のクラブ会員への声かけや、行事を増やすなど積極的に取り組み、自分達で組織の強化を行っています。

「仲間が集まれば何でもできる！」と後志管内の若手農業者が仲間づくりで絆を深める」
　平成23年から「この仲間が集まれば何でもできる。更に絆を深めよう」と実行委員会を起ち上げて、後志の発信と農業のイメージアップを図ることを目的とした「後志アグリフェスティバル」を開催しています。企画から開催まで全て自分たちで手がけ、地元の各役場や企業をまわり協賛金と景品提供の依頼に奔走するなど、自分達の足で資金も確保しています。
　平成23年度開催した第1回では初めての開催にもかかわらず約1,500人が来場し、平成24年度の2回目の本年は悪天候の影響で来場者数は約1,000名と前年を下回ったものの、会場は実行委員がオリジナルで考案した農業に親しむコーナーや自分達が作った農産物の販売など、ＳＴＡＦＦも来場者と一緒になって楽しんでいます。
活動を通して深まった絆により、仲間同士で4Ｈクラブの枠を越えてなかなか他人には聞きづらい農作業に関するノウハウを始めとした様々な情報交換を気軽にできるようになっています。

【次世代を担う若者の団結パワー】

若者が中心となった仲間づくりと強い絆づくりは、自分達も楽しみながら自由な発想と新たな価値観を切り拓いています。「力を合わせたらなんでもできる」という団結力とパワーは、次世代のリーダーを育てていく上で重要な基盤であると共に、地域の若者が元気になれば地域全体にも活力が生まれるという好循環を築いています。