「わが村は美しく-北海道」運動

「恵庭農畜産物直売所 かのな(花野菜)」運営協議会

【恵庭市】

はじまりは?

都市住民と農村住民の交流の場として道の駅を活用し、まち全体の活性化をめざそうと、地域農業者の有志が集まって、平成18年に運営協議会を立ち上げ、土曜朝市の実施や他の直売所の視察などの準備を進め、平成19年4月に恵庭農畜産物直売所「かのな(花野菜)」をオープンしました。恵庭産農畜産物のPRと消費者ニーズに即した生産を行い、農業経営の安定と地域活性化を図ることを目指して活動が始まりました。

おもな活動

平成19年の直売所開設以来「生産者と消費者を安心で結ぶ」ことを基本としています。農産物の出品方法は生産者主導型とし、生産者が独自の規格・品質に見合う価格を決定し販売しています。
 「かのな大収穫祭」などのイベント開催の充実に努める一方、欠品などを解消するための携帯電話を使った販売状況検索システムの活用やレジ数の増設などを行い、販売運営の拡大を図ったことにより、開設時と比較して、平成23年の来客数は2.7倍、販売額は4.2倍と大幅に増えています。
 また、地方発送や恵庭市内の加工会社(かまぼこ工場)との連携による商品開発、グリーンツーリズムマップの配布や保育園への給食食材の提供も行っています。地元農畜産物の消費を拡大し、農家経営を応援する取組は地域経済の活性化に大きく貢献しています。

ここが自慢

【生産者と消費者を安心で結ぶ】

恵庭市は「花のまちづくりプラン」の推進により、街をあげて花壇作りやガーデニングなど花に対する取組が進んでおり、「かのな」も切り花や花苗の販売には特に力を入れています。苗物売り場を増設し、道内有数の花の産地である恵庭市ならではの品揃えを誇っています。
 生産者と消費者の交流に積極的に取り組むことで、都市と農村の距離を縮め、地元農畜産物の消費拡大が進んでおり、更なる活動の展開が期待されています。

データ
■代表者: 長谷川秀寿さん/設立:2006年/会員:74名
■連絡先: 恵庭市南島松817-4 道の駅「花ロードえにわ」敷地内
■電 話: 0123-36-2700(営業期間 4月上旬〜11月中旬)
■F A X : 0123-36-2701
■H P :  http://www.geocities.jp/kanona_eniwa/