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オホーツクの空の玄関口である女満別空港は、年間利用客数が100万人を超える、道内では屈指の空港です。2000年2月、空港の滑走路が2,500メートルに拡張されたことに合わせ、歓迎の意味を込めたメッセージを氷上に描く「絵・文字」で表そうということで、活動をはじめました。地域住民有志がメンバーとなり、農地と湖と空港が一体となった町・女満別を全国にPRしています。 |
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高校生による200×800メートル四方の大きな絵 |
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第1回では空港付近の農地に「祝・2,500メートル」という文字を、網走湖上には、小・中・高生がそれぞれ絵を描き、会員は「クリオネ」の絵と文字「ようこそオホーツクへ」を制作しました。当初、継続する予定はなかったのですが、参加者からの継続希望の声に応え、例年のイベントとして定着させました。第2回目からは日没後の機上からも絵が見られるように、イルミネーションを設置するなど、アイディアと工夫を凝らしています。 |
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地元中学生の大ワシ制作風景 |
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「網走湖氷上『絵・文字』づくり」 |
毎年、畑と網走湖上に絵や文字を描き、これまでに延べ1,500名を超える参加者を数えました。ホームページや新聞などで町外からの参加者の募集も行い、地元住民との交流が生まれています。絵文字が完成しても、大きすぎて地上からは全体像が見えないため、参加者の一部がセスナ機に搭乗し、できばえを確認しています。これは地元の子どもたちにとって、貴重な搭乗体験になっています。 |
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