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本別町では、1977年から市街地を中心に花を植えることにより、農村と消費者の交流を図り、子どもたちが優しい心を育んでほしいとの願いを込めて、JA全国女性協議会創立50周年を期に、当農協女性部が中心となって「花いっぱい運動」が進められてきました。今ではガーデニングブームと相まって、農村地域でも、花づくりから始まる家の周りの環境整備に取り組む人々が増えました。 |
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農協女性部が中心となって行われる花壇づくり |
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学校周辺にある道路脇の植樹帯を利用した花壇は、8〜28メートルのものが26区画もあり、各支部で受け持ったり、部員から苗の提供や募金を募ったりして約4,500本の苗でいっぱいにしました。6月から秋までのあいだ道行く人の目を楽しませています。また、町内の女性団体や老人クラブの人々が草取りの協力をしてくれるほか、咲き終わった花たちを片付ける作業は、地元の中学生が毎年手伝ってくれ、年々交流が深まっています。 |
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地元中学生が撤去作業を手伝ってくれる |
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「通学路に咲く約4,500本の花」 |
花壇は通学路にあることから、登下校時の子供たちはもちろん、車で通る人々の心も色とりどりの花々が和ませてくれ、いつしか「フラワーロード」と呼ばれるようになりました。この花壇づくりの取り組みは、ほかの通学路にも広がり、町内の学校周辺が少しずつ花いっぱいになってきています。また、農協女性部のメイン活動となり、地域の人々と共同で作業することで新しい交流の輪が広がりました。 |
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