「わが村は美しく―北海道」運動2004  
人の交流部門
夢の浮島利尻島の大自然で学ぶ会/利尻町  
はじまりは?
 日本最北の島・利尻島にある利尻町は、海・山の豊かな自然と四季の変化に富んだ町です。その南側にある仙法志地区の中学校を舞台に過ごし、多感な中学生時代のひとときを思い出深いものにしてもらおうと、海浜体験留学制度に取り組んでいます。地元の生徒たちにとっても、新しい仲間との出会いや交流は、新鮮な刺激となり、友情の輪を広げることや、郷土のよさを見直すきっかけになっています。
海浜体験留学の様子


おもな活動
 仙法志中学校の特色ある教育活動を支援する形を取りながら、利尻登山、魚釣り、仙中太鼓、地元産の食材を使った「ホッケの燻製づくり」「海浜体験学習」「職場体験学習」など、過疎地にある小規模校だからこそできるきめ細やかな個別指導は、理想に近い学習環境だと自信を持っています。海浜留学制度に必要な研修会や懇談会、里親激励会などの開催、視察研修なども積極的に行い、留学生受け入れ事業の定着と継続をめざしています。
地元漁業の歴史を表現する「仙中太鼓」を披露

ここが自慢!
「海浜体験留学」
 仙法志漁業協同組合をはじめ、地元の漁師のみなさんの理解と支援を得て、中学生への海浜体験学習を行っています。国と町の支援事業として整備された「ふるさと交流施設」を活用しての「ホッケの燻製づくり」では、生徒たち自らが包丁を手に、お母さん方の手ほどきを受け、ホッケを三枚におろします。完成した燻製は地元民や、島を訪れた観光客に配布し、活動と地元特産品のPRに貢献しています。

●データ
代表者:白取記夫さん/設立:1998年(活動終了)/会員:60名
所在地:利尻郡利尻町仙法志字本町

連絡先:利尻郡利尻町仙法志字本町 仙法志中学校内
電話:01638-5-1106/FAX:1638-4-3553
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