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1903年、岐阜県出身の梅村庄次郎さんが兜沼に入植してからちょうど100年経った2003年、「湿原と農業の共生」をめざすサロベツ再生事業が始まろうとするなか、何か大切なものを置き忘れたくないという思いで、町内の郷土研究会、豊富高等学校郷土研究部を中心とした有志が集まり、同会を結成しました。豊富町にある「お宝」を見つけ出し、開拓の歴史を次世代に伝え、楽しい町おこしを行っています。 |
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お年寄りとの懇談会「お宝話ツアー」 |
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大切なものを掘り起こし、地域活性化につなげたいという思いから、情報収集のための「お宝話ツアー」を実施。これは開拓に携わった地元のお年寄りから、当時の貴重な体験を聞き集める活動です。このほか「サロベツお宝マップ」の作成し、「お宝グッズ」の発見などの活動を通じて、改めて原野の開拓の歴史の深さを認識しました。そのほか広報誌「サロベツお宝鑑定団通信」の発行、会員や協力者を招いての活動報告会を行っています。 |
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ツアーで収集した情報の取りまとめ作業 |
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「活動報告会」 |
「開拓の心・精神」を伝えるため、開拓に従事したお年寄りを招き、体験談を語ってもらう報告会を町民センターにて開催。記録ビデオ上映、お年寄りへのインタビュー、団員の思い、そして郷土研究部員による詩の朗読が行われました。遠くは札幌、近隣市町村からも参加・支援があり、とくに高校生の詩の朗読が終わる頃は、10代から90代まで、世代を超えた感動の波が、会場に押し寄せていました。 |
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●データ
代表者(代理):林 繁夫さん/設立:2003年(活動終了)/会員:20名
連絡先:天塩郡豊富町大通6丁目 豊富町役場 農政課農村整備係
電話:0162-82-1001/FAX:0162-82-2296
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