遊文塾は2002年度に青少年野外教育財団主催の「子どもと自然体験活動コンクール」団体の部・最優秀賞に輝いた「Nキッズ」の活動を受け継ぎ、2003年度に設立されました。「ニセコの自然・遊び・文化・人にふれながら学ぶこと」を目的に、ニセコの自然・地形・特性にふれながら、農業体験を中心とした栽培活動を通し、その中から自然との共生の大切さをつかんでもらいたいと、さまざまな活動を展開しています。 板などを利用した木工遊びでイス作り 　農園を借りて、じゃがいも、かぼちゃ、トウモロコシ、枝豆、トマト、キュウリ、そばなどを植え、管理し、子どもたちを対象とした「栽培活動」を行っています。また「自然体験」では崖登り、釣り、アンヌプリ登山などを実施。文化的な活動としては、「木工遊び」、冬には雪と親しむ「かまくら作り」、「ソリ遊び」をニセコ小学校グラウンドで行い、その活動はニセコ小学校だけにとどまらず、全町の各学校へ広がりつつあります。 農園で秋の収穫 「農業体験・自然体験」 　農業体験に参加した子どもたちは畑を耕し、種や苗をまきつけ、雑草取りに汗を流します。その努力が実った収穫後には、おいしい試食が待っています。そのときの調理も子どもたちが中心となって行います。また、商工会婦人部から指導を受けたそばの手打ち体験では、練りから打ちまでを体験。このような体験を通じて子どもたちの「食」に対する考え方が変わり、体も心もたくましく育っているようです。 ●データ 代表者：加藤優二さん／設立：2003年／会員：62名 所在地（事務局）：虻田町ニセコ町字富士見12番地　ニセコ小学校内 電話：0136-44-2252／FAX：0136-44-1216