景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
歴舟川の清流を守る会
●はじまりは?

 歴舟川は日高山脈を源に太平洋まで大樹町1町だけを流れる川で、昔から「母なる川」として住民に親しまれてきました。毎年行われる環境庁公共用水域水質測定では、1987年から2000年までに6回日本一の清流に指定を受け、「水の郷100選」にも選ばれている清流です。過去に3年連続日本一の指定を受けてから5年間空白があったことがきっかけとなり、自然保護に興味のある人たちが川を守る会を設立し、保護活動を進めています。


歴舟大樹橋での流木撤去作業
●おもな活動

 1992年の設立以来、歴舟川の自然景観を守る活動を展開。ゴミ拾いや流木撤去などの美化活動をはじめ、家畜ふん尿や野積堆肥が河川に流入する箇所を調査し、改善を求めるなどの取り組みの成果から、2000年度には7年ぶりに日本一の清流に指定されました。
 また、川を取り巻く景観づくりにも力を入れ、河畔林への植栽を実行。5月〜9月までの日曜朝には会が植栽した桜並木を見ながら、堤防の桜づつみ遊歩道を歩く会を開いています。
 ほかにも魚道の視察や水生動物の生息調査、ヤマベや小魚の放流、講演会の実施など活動は多岐に渡っています。


魚道の清掃調査
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:奥田真行さん/会員:51名

住所:大樹町東本通33 大樹町役場

電話:01558-6-2111(内線351)

FAX:01558-6-2495

E-mail:-


●リンク

大樹町
http://www.town.taiki.hokkaido.jp/


「歴舟川」
桜づつみ遊歩道「町民歩く会」
 歴舟川は大樹町内だけを流れる町のシンボルです。きれいに維持するのも汚すのも住民しだいという意識を持って、川を守る活動を展開。水質日本一の誇りと、歴舟川と日高山脈の景観は日本一の美しさとの愛着から、この景観をそのまま残し、子どもたちが川で楽しく遊び、大人になって子どもを連れて訪れるような地域づくりをめざしています。きれいなだけでなく、多数の生き物が住む豊かな川を次世代に受け継ぐことが目標です。

もどる 次へ 景観部門へ 地域特産部門へ 人の交流部門へ 「わが村は美しく−北海道」運動2002トップへ