景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
六輪村
●はじまりは?

 「6人のそれぞれの個性を活かし、いっしょに進んでいこう」と名付けられた「六輪村」。生産中心の農業のあり方に疑問を抱き、何かしなければと話し合っていた農家の女性6人のグループです。1996年の渡島農村女性活性化フォーラムで、先進的な活動をしている青森県名川町の話を聞き、研修に参加。そこで、同じく女性グループで取り組む直売所の活気と熱気に触発され、直売所での販売を決意しました。


「ほ場体験ツアー」でのイモ堀り体験
●おもな活動

 1998年に直売所を建て、とれたての野菜や花などの販売をスタートしました。また、上磯小学校で地域交流学習の講師をつとめて以来、カボチャや大豆の栽培、花壇の植え込みの体験学習に協力していました。2000年にはメンバーのひとりが倉庫を加工施設に改造し、漬け物や赤飯の加工品の販売を開始。
 また、味噌作りや花作りの体験、「ほ場体験ツアー」と題した消費者との交流活動も行っています。親子連れなどの参加者を募り、ほ場の視察、イモ堀り体験のほか、新鮮野菜を使った料理を囲んでのひと時を過ごします。消費者とのふれあいを大切にしながら、農業に対する親近感や愛着の輪を広げています。


体験ツアーには毎回30名以上の消費者が参加
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:東寺百合子さん/会員:6名

住所:上磯町字大工川84 東寺百合子さん

電話:0138-73-6998

FAX:0138-73-6998

「六輪村の直売所」
 上磯町は、道南の温暖な気候と水はけのよい土壌を生かして、トマトやキュウリなどの栽培が盛んです。同直売所では、主力商品でもあるこれらの野菜をそのまま販売するだけでなく、加工品作りにも取り組んでいます。現在のオリジナル商品は「トマトジュース」「キュウリのカラシ漬け」のほか、漬物5種類と赤飯があります。どれも調味料をひかえ、保存料は無添加、素材の持ち味を生かした逸品です。

もどる 次へ 景観部門へ 地域特産部門へ 人の交流部門へ 「わが村は美しく−北海道」運動2002トップへ