●はじまりは?
「6人のそれぞれの個性を活かし、いっしょに進んでいこう」と名付けられた「六輪村」。生産中心の農業のあり方に疑問を抱き、何かしなければと話し合っていた農家の女性6人のグループです。1996年の渡島農村女性活性化フォーラムで、先進的な活動をしている青森県名川町の話を聞き、研修に参加。そこで、同じく女性グループで取り組む直売所の活気と熱気に触発され、直売所での販売を決意しました。
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「ほ場体験ツアー」でのイモ堀り体験 |
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●おもな活動
1998年に直売所を建て、とれたての野菜や花などの販売をスタートしました。また、上磯小学校で地域交流学習の講師をつとめて以来、カボチャや大豆の栽培、花壇の植え込みの体験学習に協力していました。2000年にはメンバーのひとりが倉庫を加工施設に改造し、漬け物や赤飯の加工品の販売を開始。
また、味噌作りや花作りの体験、「ほ場体験ツアー」と題した消費者との交流活動も行っています。親子連れなどの参加者を募り、ほ場の視察、イモ堀り体験のほか、新鮮野菜を使った料理を囲んでのひと時を過ごします。消費者とのふれあいを大切にしながら、農業に対する親近感や愛着の輪を広げています。 |
体験ツアーには毎回30名以上の消費者が参加 |
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